常盤幼稚園│奈良県橿原市の私立幼稚園

お問い合わせ
0744-29-1020
メールでのお問い合わせ

当園で学べること

あいさつの心を育てる

常盤幼稚園では、「あいさつのこころを育てる」という理念のもと、普段の保育活動の中で、相手の目を見てあいさつを交わすことに力を注いでいます。
それは、子どもの成長において「あいさつの力」が、非常に大切なものだからです。
あいさつに寄せる私たちの“想い”を、ぜひ知っていただければと思います。

あいさつは「私は大切な存在」との自己肯定感を育てる

毎日、先生たちが子どもたちと目を合わせ、笑顔いっぱいであいさつするのは「今日も元気に来てくれて、うれしいよ」のサインです。
人は、目を見て話してもらえると「自分は受け入れられている」「自分の存在が認められている」という安心感を抱きます。これは大人の方でも共感していただけるのではないでしょうか。
おはようのタッチ!

この体験を、毎日の幼稚園生活でたくさん積み重ねていくことで、「私は愛されている、大事な存在だ」という自己肯定感につながってゆきます。

この自己肯定感は、園児たちの心の土台となり、生きる力の根っことなって、前向きな元気、
チャレンジ精神や他者を思いやる気持ちをはぐくんでゆくのです。

あいさつから生まれる友達の輪

今を生きる上で、コミュニケーション能力は大人にとっても不可欠なものですが、このコミュニケーション能力を育てる一番のきっかけが、「目を見てあいさつ」です。

チャレンジ力もアップ! 当園では3歳児から、朝の「おはよう」を始めています。お互いが相手の目を見て、はじめは機械的にでもかまいません。声を出すというのは案外エネルギーや思い切りがいるもの。まずは自分で「おはよう」を言えたことが大事と考えます。


そのあいさつが受け入れられると、やがて、先生に「おなか、いたい」とか、友達に「おもちゃ、かして」といった言葉が出るようになります。日々保育に関わる者の実感として、あいさつができるようになった子は、必ず自分の意見も発信できるようになります。

友達同士が自分の思いを発していけば、互いへの関心がわき、相手を思いやる心も生まれてきます。そして「私とあの子」だった関係が発展し、友達みんなと仲良くできる協調性へとつながっていくのです。
お友だちと仲良くできるというのは、園児たちにとってかけがえのない喜びですし、保護者の皆様も、我が子にまずはそれを望んでおられるのではないでしょうか。

形だけの「お行儀」ではありません

あいさつの意義に関して、「礼儀だから」といわれることがあります。
もちろん礼儀・マナーの領域においてもあいさつは重要ですが、私たち常盤幼稚園が大切にしている理由は上述の通りで、あいさつが子どもたちの成長に大きなパワーを与えてくれると考えているからです。

靴の並べ方一つでも違いが出ます! 一方で、園児たちの日々のふるまいの中で行儀の良くないことは「なぜ良くないか」をよく伝えて正しています。これも、ただ形だけを問題にしているのではありません。


一般に礼儀作法と言われる行為の多くは、そうすることで「他の人のためになる」ものです。
例えば、靴を脱いだらそろえるのは、脱ぎ場所を広くして他の人が使いやすくするためです。食事中に食器をカチャカチャしないのは、一緒にいる人の会話を邪魔しないためでしょう。

こういった礼儀の意味を子どもたちにていねいに伝えることで、「これをしたら、相手はうれしいか、相手は困るだろうか」と、自分の行動に対して周りの友達や他の人を意識する気持ちが育つと考えています。

大人でも簡単でないこと、まして幼児に…と思われるかもしれませんが、気配りとしての礼儀が、当たり前のこととして自然にできる子どもたちになってほしいと願っています。

お問い合わせはこちら

当園に関するご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

0744-29-1020 メールでのお問い合わせ
ページTOP